【ジモぶら】伊佐市:「曽木発電所遺構」

鹿児島の様々なスポットをご紹介している「ジモぶら」

今回は、伊佐市大口へ!

伊佐市は「鹿児島の北海道」と言われるほど、冬の時期は氷点下が当たり前で物凄く寒い地域としても知られている一方、

県内有数の米どころ「伊佐米」やご当地キャラの「イーサキング」も有名!

のどかな風景が広がるそんな場所です。

 

広がるのはまるで異世界!

伊佐市の有名な観光スポット「曽木の滝」

その先に、こちらまた伊佐市が誇るスポットがあります。

それがこちら!

曽木発電所遺構」です!

こちらも非常に有名なスポットですが、実は私この目で見たのは生まれて初めてでした!

煉瓦造りでとても発電所だったとは思えないような非常にお洒落な造りなっています。

この空間だけは日本じゃなく、中世のヨーロッパへタイムスリップしたような感じにさせてくれます♪

竣工は明治42年。「曽木第二発電所」として稼働を開始。

発電量は約6700kwで、当時としては「日本最大級」を誇っていたそうです!

それから時は流れ、発電所周辺にダムが建設されることになり、

鶴田ダム完成と共に約60年の歴史に幕を閉じ、その役割を終え現在に至ります。

実はこの曽木発電所遺構、姿を現す時期が決まっているのです。

周辺はダム湖となっています。

その為、水位が下がっている「5月頃~9月頃」は上の写真のように見ることが出来ますが、

逆に「10月頃~4月頃は」ダム湖の底に沈んでしまうため見ることが出来ません

ちなみに完全に見えていない状態だとこのような感じになっています。

昨年11月頃に行った時ですが、完全にその姿を見ることは出来ませんでした。

この撮影当時、鶴田ダム周辺で外来種の水草が繁殖し続けていて、このように完全に覆われていました。曽木の滝手前まで繁殖していたようです。

この水草を除去する様子がテレビなどで取り上げられていました。

その必死の作業のおかげで、今の時期は綺麗にその姿を見ることが出来ます!

水草に覆われている写真と同じようなアングルで取りましたが、見える時期と見えない時期でこんなにも景色は変わります!

遺構を眺められる展望台の目の前には、

このように木のベンチが配置されていて、休憩や豊かな自然に囲まれて弁当を食べるなども良さそうです。

周辺は遊歩道となっており、自然の空気や鳥や虫の鳴き声・木々の木漏れ日・時より吹く涼しい風などを感じながら歩くことができます♪

このように大きな広場もありますので、ブルーシート広げてお弁当を食べたり、遊んだりできる空間もあります!

遊歩道を歩いていると白い花びらが沢山散らばっていました。

「何の花だろう?」と花に無知な私は全くわかりませんでしたが、遊歩道がこの花びらたちで彩られていて綺麗でした。

駐車場の横にもこのように横アングルから見えるところもありますよ!

違った角度からも楽しむことができます♪

発電所遺構を横アングルで見ることが出来る場所から少し歩くと小さな展望所がありまして、

そこから「新曽木大橋」を眺めることもできます!

駐車場はご覧のように、広く多くの駐車台数が確保されているので安心です。

駐車場横にはトイレも完備されています。

是非皆さんも行かれてみてはいかがでしょうか??

 

アクセス

〒895-2442 鹿児島県伊佐市大口針持

詳しい場所は ☞ 曽木発電所遺構展望公園 (Googleマップ)

 

次回のジモぶらは?

霧島市隼人町にあるスポットをご紹介!

ヒントは…「昭和レトロ」「鉄道」「駅」「駅弁が有名」です!

 

「ジモぶら」とは?

鹿児島県には魅力あふれるスポットが沢山あります。

有名なスポットから今まで知らなかった初耳なスポット、ディープなスポットまで、

実際に足を運び、そのスポットの魅力を”自分なりの視点”で紹介しています。

見ていただく方に、改めて鹿児島の魅力・地元の魅力を再認識して頂ければと思っています。

コーナー名「ジモぶら」は、【「地元(ジモト)」のスポットを「ぶらり」する】からきています!